褥瘡(じょくそう)

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褥瘡(じょくそう)

2019/10/30

こんにちは。川崎市中原区、南武線平間駅に店舗を構え、川崎・横浜を中心にご利用者様のご自宅・施設にて、訪問マッサージをご提供していますKEiROW武蔵小杉ステーションです。

 

今日は褥瘡(じょくそう)についてお話します。

 

<褥瘡(じょくそう)とは>
■寝たきりや車いすの状態で起こりやすい皮膚の損傷
持続的な圧迫によって、組織の血流が減少・消失し、虚血状態、低酸素状態になって、組織の壊死が起こった状態です。寝たきりや麻痺などで体位を変えられない人にできます。腰の仙骨部や足の踵の部分、骨が突出している部分など、圧迫を受ける部分に現れます。栄養不良状態があると創(傷)が治りにくくなり、慢性化しやすくなります。汗や失禁などの身体の汚れ、栄養状態の悪化、他の疾患によって活動性が低下していることなども発症の原因。重症化する前に対処することと、予防が重要です。


<症状>
【初期】 ●皮膚の発赤 ●ただれ ●内出血 ●水疱(すいほう)(水ぶくれ)
【重篤期】 ●皮下脂肪への傷の拡大 ●膿瘍 ●壊死 ●骨の欠損
【合併症】 ●むくみ ●敗血症 ●低たんぱく血症

 

<治療法>
薬物療法:傷の保護、抗炎症、感染抑制などの薬物を用いる
リハビリテーション:予防的に取り組む
体圧分散・体位変換:同部位が圧迫され続けるのを避ける。体圧分散用具を用いて定期的に体位変換を行う
清潔保持:身体の清潔保持及び寝具の交換
栄養管理:十分なカロリー、たんぱく質の摂取が必要

 

<高齢者には注意が必要です>
① 老化のため、皮下脂肪・筋肉量が低下し、血管自体ももろくなっており、褥瘡ができやすい
② 重症化すると手術も成功しにくいため、予防や早期治療が重要

 

川崎、横浜を中心に訪問マッサージをしている中原区のKEiROW武蔵小杉ステーションでは、様々なご利用者様がいらっしゃいます。様々な病気の医療知識も増やし、適切に真摯に訪問鍼灸マッサージに対応しております。訪問鍼灸マッサージをご希望の方は是非KEiROW武蔵小杉ステーションにご連絡ください。