皮膚掻痒症/皮脂欠乏症/脂漏性皮膚炎(ひふそうようしょう/ひしけつぼうしょう/しろうせいひふえん)

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皮膚掻痒症/皮脂欠乏症/脂漏性皮膚炎(ひふそうようしょう/ひしけつぼうしょう/しろうせいひふえん)

2019/10/28

こんにちは。川崎市中原区、南武線平間駅に店舗を構え、川崎・横浜を中心にご利用者様のご自宅・施設にて、訪問マッサージをご提供していますKEiROW武蔵小杉ステーションです。

今日は皮膚掻痒症/皮脂欠乏症/脂漏性皮膚炎(ひふそうようしょう/ひしけつぼうしょう/しろうせいひふえん)についてお話します。

 

<皮膚掻痒症/皮脂欠乏症/脂漏性皮膚炎(ひふそうようしょう/ひしけつぼうしょう/しろうせいひふえん)とは>
■かゆみや湿疹を伴う3疾患
皮膚掻痒症とは、乾燥や皮脂の分泌の低下により、角質層が水分を失うことでかゆみを生じます。他の疾患(糖尿病・肝疾患・血液疾患など)、薬剤の副作用、ストレスなどが原因です。皮脂欠乏性湿疹(皮膚炎)とは、皮膚のバリア機能が損なわれ、乾燥して角質がはがれてしまっている状態です。脂漏性皮膚炎とは、頭や顔面などの皮脂の多い部位(脂漏部位)や、腋の下などの汗や摩擦の多い部位に皮膚炎が現れる病気です。小児では毛穴が未発達なために発症し、成人では皮膚常在菌のマラセチア属真菌の異常増殖によります。いずれも皮膚に発疹やかゆみを生じる疾患です。

 

<症状>
【皮膚掻痒症】 ●全身あるいは外陰部に限局したかゆみ
【皮脂欠乏症】 ●皮膚の乾燥 ●ひび割れ(膝から下に好発)
【脂漏性皮膚炎】 ●鱗屑の付着した紅斑(頭や顔) ●弱いかゆみ

 

<治療法>
薬物療法:かゆみに抗ヒスタミン薬、炎症にステロイド外用薬、乾燥に保湿薬。脂漏性皮膚炎では原因菌に対し抗真菌薬も投与
保湿・水分摂取:全般的に皮膚の水分不足がリスク。とくに皮膚掻痒症では保湿・水分補給に努める
刺激物の使用停止:整髪料などが脂漏性皮膚炎の原因となることもあるので使用を中止

 

<高齢者には注意が必要です>
① 皮膚が乾燥しやすいので、皮脂欠乏症予防のため、保湿に留意
② 皮膚が弱く、発疹・湿疹・紅斑となりやすいので、入浴時などにタオルで身体をこすり過ぎないようにする

 

川崎、横浜を中心に訪問マッサージをしている中原区のKEiROW武蔵小杉ステーションでは、様々なご利用者様がいらっしゃいます。様々な病気の医療知識も増やし、適切に真摯に訪問鍼灸マッサージに対応しております。訪問鍼灸マッサージをご希望の方は是非KEiROW武蔵小杉ステーションにご連絡ください。