甲状腺機能障害(こうじょうせんきのうしょうがい)
2019/11/13
こんにちは。川崎市中原区、南武線平間駅に店舗を構え、川崎・横浜を中心にご利用者様のご自宅・施設にて、訪問マッサージをご提供していますKEiROW武蔵小杉ステーションです。
今日は甲状腺機能障害(こうじょうせんきのうしょうがい)についてお話します。
<甲状腺機能障害(こうじょうせんきのうしょうがい)とは>
■甲状腺ホルモンの分泌異常による内分泌疾患
甲状腺から分泌される甲状腺ホルモンが、過剰であったり不足したりしていることによって起こる疾患です。過剰な場合を甲状腺機能亢進症、不足の場合を甲状腺機能低下症として区別します。原因としてはバセドウ病(亢進症の原因)や橋本病(低下症の原因)などの自己免疫疾患や、ヨウ素摂取の過不足があります。また、何らかの疾患で甲状腺を摘出したり、放射線で甲状腺機能を廃絶したことで甲状腺機能低下症が生じます。
<症状>
【甲状腺機能亢進症】 ●甲状腺腫 ●頻脈 ●動悸 ●息切れ ●疲労感 ●発汗過多 ●体重減少 ●眼球突出(バセドウ病による)【甲状腺機能低下症】 ●びまん性甲状腺の腫大 ●疲労感 ●倦怠感 ●気力の低下 ●皮膚の乾燥 ●冷感 ●体重増加 ●便秘 ●過多月経 ●むくみ ●脱毛 ●声のかすれ(嗄声)
<治療法>
薬物療法 甲状腺ホルモンの分泌抑制あるいは代謝促進を図ります。甲状腺機能亢進症では、放射性ヨードを投与することもあります
食事指導 甲状腺ホルモンの産生にかかわるヨードを含む食品を、亢進症ならば抑制し、低下症では補給するようにします
<高齢者には注意が必要です>
① 甲状腺機能亢進症では、体重減少と疲労感が最多とされます
② 甲状腺機能低下症では、物忘れや錯乱など認知症を思わせる症状が出現することもあります
川崎、横浜を中心に訪問マッサージをしている中原区のKEiROW武蔵小杉ステーションでは、様々なご利用者様がいらっしゃいます。様々な病気の医療知識も増やし、適切に真摯に訪問鍼灸マッサージに対応しております。訪問鍼灸マッサージをご希望の方は是非KEiROW武蔵小杉ステーションにご連絡ください。