熱中症「0」を目指して。 <熱中症対策> その5

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熱中症「0」を目指して。 <熱中症対策> その5

2019/08/21

こんにちは。川崎・横浜を中心にご利用者様のご自宅・施設にて、訪問マッサージを川崎市中原区に店舗を構えてご提供していますKEiROW武蔵小杉ステーションです。
 

今日は<熱中症対策>その5と題して下記の項目についてお話をしたいと思います。

 

10. 汗は何でできている?
汗に最も含まれているのがナトリウムイオンとなります。そして、カリウムイオン、カルシウムイオン、マグネシウムイオンと続きます。
一般に発売されているイオン飲料はこの汗の組成と近い組成となっており、汗で失ったイオンを取り戻すためには、それに近い組成のイオン飲料がおすすめとなります。

 

11. 水分補給時の自発性脱水に注意
人が暑熱環境や運動などで汗をかくと体液量が減少します。
その後、水だけを補給すると体液のイオンの濃度が薄まってしまします。
そして、途中まで回復した時点でのどの渇きが止まるため、水分補給をやめてしまいます。
この状態では水分の濃度は薄いため、余分な水分が尿として出て行ってしまいます。
結果、体液量は下がってしまい、イオン濃度は濃くなりますが、水分は回復しません。
これを自発性脱水といいます。
水分補給の際にはイオンも一緒に搾取する必要があります。

 

12. 市販の飲料を購入する場合
市販の飲料を購入する際は、適度なナトリウムが含まれているかをチェックしてみましょう。
食塩相当量が100ml中に0.1~0.2gがお勧めです。
これはナトリウム量に換算すると100ml中に40~80g含まれていることになります。

 

今日はここまでにして、続きはまたにしたいと思います。
川崎、横浜を中心に訪問マッサージをしているKEiROW武蔵小杉ステーションでは、訪問マッサージ以外にも、施設や地域の集まりで、この熱中症対策講座や誤嚥防止指導、健康体操、知ってためになるつぼ講座等をボランティアで提供しています。ご興味のある方は是非KEiROW武蔵小杉ステーションにご連絡ください。