末期がんの疼痛コントロール(まっきがんのとうつうコントロール)

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末期がんの疼痛コントロール(まっきがんのとうつうコントロール)

2020/01/15

こんにちは。川崎市中原区、南武線平間駅に店舗を構え、川崎・横浜を中心にご利用者様のご自宅・施設にて、訪問マッサージをご提供していますKEiROW武蔵小杉ステーションです。

 

今日は末期がんの疼痛コントロール(まっきがんのとうつうコントロール)についてお話します。

 

<(まっきがんのとうつうコントロール)とは>
■がんの苦痛を緩和し、QOLを向上させる
がんとは生体に生じる悪性の腫瘍疾患のことであり、異常をきたした細胞(がん細胞)が増殖し、血流やリンパ液を通ってほかの組織も破壊します。このときに起こる痛み(疼痛)はがんの進行とともに発生頻度が増し、不眠や食欲低下の原因となり、さらには精神的不安定にも繋がりかねません。患者の痛みを取り除き、より良い生活を送るためには、疼痛のコントロールが重要となります。疼痛コントロールにあたっては、WHO(世界保健機構)の「3段階除痛ラダー」と「鎮痛剤使用の5原則」を指標とします。

 

<症状>
●体性痛:皮膚や骨、関節、筋肉、結合組織といった体性組織への、切る、刺すなどの機械的刺激が原因で発生する痛みなど
●内臓痛:食道、胃、小腸、大腸などの管腔臓器の炎症や閉塞、肝臓や腎臓、膵臓などの炎症や腫瘍による圧迫、臓器被膜の急激な伸展が原因で発生する痛みなど
●神経障害性疼痛…末梢・中枢神経の直接的損傷に伴って発生する痛み。①刺激に依存しない自発痛 ②刺激に誘発される痛み ③異常感覚の3種がある

 

<治療法>
●3段階除痛ラダー
第1段階 非オピオイド鎮痛剤(アスピリンなど) 第2段階 第1+弱オピオイド鎮痛剤(コデインなど)
第3段階 第1+強オピオイド鎮痛剤(モルヒネなど) 第1段階で痛みがおさまらないまたは新たな痛みが発現したら第2段階へ。次は第3段階へ
●鎮痛剤使用の5原則
①経口で(簡単な投薬方法) ②時間通り規則的に ③除痛ラダーにそって効力の順に ④その人にあった量を投与 ⑤①~④に対応したうえで細かい配慮

 

川崎、横浜を中心に訪問マッサージをしている中原区のKEiROW武蔵小杉ステーションでは、様々なご利用者様がいらっしゃいます。様々な病気の医療知識も増やし、適切に真摯に訪問鍼灸マッサージに対応しております。訪問鍼灸マッサージをご希望の方は是非KEiROW武蔵小杉ステーションにご連絡ください。