多系統萎縮症(たけいとういしゅくしょう)

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多系統萎縮症(たけいとういしゅくしょう)

2019/12/09

こんにちは。川崎市中原区、南武線平間駅に店舗を構え、川崎・横浜を中心にご利用者様のご自宅・施設にて、訪問マッサージをご提供していますKEiROW武蔵小杉ステーションです。

 

今日は多系統萎縮症(たけいとういしゅくしょう)についてお話します。

 

<多系統萎縮症(たけいとういしゅくしょう)とは>
■さまざまな初期症状から始まる進行性、致死性の神経疾患
大脳基底核、小脳、脳や脊髄の運動神経といった部位に変性が生じ、症状を引き起こすとされます。変性が起こる原因について、一部は遺伝的要因が認められていますが、明らかにされておらず、根治法も見つかっていません。50歳代で始まるのが一般的であり、男性は女性の約2倍多く発症します。
オリーブ橋小脳萎縮症、線条体黒質変性症、シャイ・ドレーガー症候群といった、従来は異なるものと考えられてきた三疾患が、多系統委縮症の概念に含まれることが近年明らかになっています。

 

<症状>
【パーキンソン症状】●筋肉の硬直(固縮)●震え●前傾姿勢●動作緩慢・困難●言語不明瞭●声が高く震える
【小脳性運動失調】●腕と足のコントロールができず歩行困難●目の焦点を合わせたり注視が困難●短時間・精密な動作ができない
【自律神経障害】●起立性低血圧●めまい●失神●呼吸障害●尿意亢進●排尿回数増加●尿失禁●便秘●視力低下●勃起困難など

 

<治療法>
 抗パーキンソン病薬 初期のパーキンソン症候群の症状にある程度の有効性を示す
 対症療法 小脳性運動失調や自律神経障害のそれぞれの症状に対し行う
 呼吸補助 呼吸障害に対し気管切開を行うこともある

 

<高齢者には注意が必要です>
① 既に発症している人に注意するだけでなく、未発症の人についても、動作や姿勢が普段どおりか小まめに観察する
② 転倒などによる二次的な疾患を避けるよう留意する

 

川崎、横浜を中心に訪問マッサージをしている川崎市氏中原区に店舗を構えるKEiROW武蔵小杉ステーションでは、様々なご利用者様がいらっしゃいます。様々な病気の医療知識も増やし、適切に真摯に訪問鍼灸マッサージに対応しております。訪問鍼灸マッサージをご希望の方は是非KEiROW武蔵小杉ステーションにご連絡ください。