白癬(はくせん)

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白癬(はくせん)

2019/10/25

こんにちは。川崎市中原区、南武線平間駅に店舗を構え、川崎・横浜を中心にご利用者様のご自宅・施設にて、訪問マッサージをご提供していますKEiROW武蔵小杉ステーションです。

 

先日までは感覚器官系についてお話しましたが、今日からしばらくは皮膚系の医療知識について1つずつお話したいと思います。今日は白癬(はくせん)についてお話します。

 

<白癬(はくせん)とは>
■水虫も爪白癬も、どちらも同じ菌による皮膚感染症
真菌(カビ)の一種である皮膚糸状菌(白癬菌)が皮膚に感染して起こる病気です。病変の部位により、足白癬(水虫)、爪白癬(爪の水虫)、手白癬(手の水虫)、体部白癬(ゼニたむし)、股部白癬(いんきんたむし)、頭部白癬(しらくも)、ケルスス禿瘡などに分類されます。皮膚科では比較的多い病気で、外来の患者さんの10~15%を占めます。白癬菌はじゅうたん、畳、寝具、足拭きマット、靴やスリッパなど、ありとあらゆるところに潜伏しているので、掃除や洗濯をまめにすることが重要です。また、感染予防のため、枕・タオル・足ふきマット・スリッパなどは本人専用にし、共有しない。身体を清潔にし、とくに足の指の間はしっかり洗い、きちんと拭いてよく乾燥させる。温度・湿度が高い環境で繁殖が活発になるため、梅雨から夏はとくに注意が必要です。

 


<症状>
【足白癬】●激しいかゆみ●足の指の間が赤く腫れる●足裏に水疱ができる

【爪白癬】●爪が厚くなり、白濁する 

【体部白癬】●赤い発疹ができ、輪状に広がる

【頭部白癬】●頭皮の炎症と脱毛。頭部白癬にステロイド薬を外用し重症化したのが、ケルズス禿瘡

 

<治療法>
薬物療法:抗真菌薬、抗白癬剤
※角質増殖型足白癬、爪白癬、ケルズス禿瘡など、あるいは広範囲、難治性、再発性の症例では内服薬も使用

 

<高齢者には注意が必要です>
症状が改善したからっといって自己判断で治療をやめない。菌がなくなるまで、医師の指示に従い治療を継続する

 

川崎、横浜を中心に訪問マッサージをしている中原区のKEiROW武蔵小杉ステーションでは、様々なご利用者様がいらっしゃいます。様々な病気の医療知識も増やし、適切に真摯に訪問鍼灸マッサージに対応しております。訪問鍼灸マッサージをご希望の方は是非KEiROW武蔵小杉ステーションにご連絡ください。