熱中症「0」を目指して。 <熱中症について知る> その3
2019/08/07
こんにちは。川崎・横浜を中心にご利用者様のご自宅・施設にて、訪問マッサージを川崎市中原区に店舗を構えてご提供していますKEiROW武蔵小杉ステーションです。
今日は<熱中症について知る>その3と題して下記の項目についてお話をしたいと思います。
6. 熱中症の初期症状
熱中症の初期症状は頭痛、めまい、吐き気などです。暑さの中で具合が悪い人がいたら、熱中症を疑い下記7の対処をしましょう。
7. 熱中症の対処
意識障害の有無
↳あり⇒救急隊を要請⇒涼しい場所への非難⇒脱衣と冷却⇒医療機関へ搬送
↳なし⇒涼しい場所への非難⇒水分が摂取できるか
↳できる⇒水分・塩分の補給⇒症状改善の有無
↳症状改善⇒経過観察
↳改善しない⇒医療機関へ搬送
↳できない⇒医療機関へ搬送
なお、熱射病の冷却方法は以下の通りです。
・推奨度◎ー氷水に浸して冷却する
・推奨度〇ー全身に水をかけ、扇風機などで強力にあおぐ
・推奨度△ー氷水に浸したタオルをたくさん用意し、全身に当て、温まったら交換する
8. 近年の熱中症死亡事故発生件数
1994年以降増えている傾向にあります。なかでも観測史上一番暑かった2010年は1745人が熱中症でなくなりました。実は1995年から死亡診断書の書き方が少し変更になり、「熱中症」という診断が増えたことも影響していますが、ただ、その後も現在へ向かって熱中症による死亡者が増え続けているのは間違いありません。
9. 熱中症の発声しやすい年齢
0歳、1歳がやや高く、15歳までは少ないですが、15歳から高齢に向けて増えていきます。75歳までは男性が多くそれ以降は女性が多くなります。この男女逆転は、女性の寿命が長い区とから起きていると考えられます。
今日はここまでにして、続きはまたにしたいと思います。
川崎、横浜を中心に訪問マッサージをしているKEiROW武蔵小杉ステーションでは、訪問マッサージ以外にも、施設や地域の集まりで、この熱中症対策講座や誤嚥防止指導、健康体操、知って為になるつぼ講座等をボランティアで提供しています。ご興味のある方は是非KEiROW武蔵小杉ステーションにご連絡ください。