神経因性膀胱(しんけいいんせいぼうこう)
2020/03/19
こんにちは。川崎市中原区、南武線平間駅に店舗を構え、川崎・横浜を中心にご利用者様のご自宅・施設にて、訪問マッサージをご提供していますKEiROW武蔵小杉ステーションです。
今日は神経因性膀胱(しんけいいんせいぼうこう)についてお話します。
<神経因性膀胱(しんけいいんせいぼうこう)とは>
■神経の不調で畜尿・排尿に不具合をきたす状態
膀胱・尿路を制御する大脳、脊髄、末梢神経の経路のいずれかに障害が起こる疾患。その結果、尿意がありながら尿が出なかったり、排尿を我慢できずに失禁してしまったりと、畜尿と排尿が困難になる。膀胱炎、腎機能低下などの合併症を起こすこともある。
主な原因としては、脳血管障害、認知症、パーキンソン病、頭部外傷、多発性硬化症、脊髄小脳変性症、脊髄損傷、糖尿病性神経症、腰椎椎間板ヘルニアなどが挙げられる。子宮がんや直腸がんなどに対して行う骨盤腔内手術も原因となることがある。
<症状>
●頻尿 ●尿失禁 ●排尿困難(排尿しにくい)●尿閉(尿が膀胱に溜まっているにもかかわらず、排尿できない)
<治療法>
薬物療法 症状を起こしている元の疾患により薬剤は異なるものの、投薬による治療が基本となる。畜尿機能障害(尿失禁や尿意の切迫感が強い)の場合は排尿筋の収縮に対して抑制作用のある薬剤、排尿障害があり残尿が多い場合には排尿を促進する薬剤などが選択される
排尿訓練 排尿障害があり残尿が多い場合には、手で圧迫して排尿するためのトレーニングなども行われる
<高齢者には注意が必要です。>
① 機能性尿失禁、膀胱・尿道の異常による失禁の可能性もあるので注意が必要
② 軽症例では原因不明なことも多い
川崎市(中原区、幸区、高津区)横浜(鶴見区、港北区、都筑区)を中心に訪問マッサージをしている中原区のKEiROW武蔵小杉ステーションでは、様々なご利用者様がいらっしゃいます。様々な病気の医療知識も増やし、適切に真摯に訪問鍼灸マッサージに対応しております。訪問鍼灸マッサージをご希望の方は是非KEiROW武蔵小杉ステーションにご連絡ください。