慢性硬膜下血腫(まんせいこうまくかけっしゅ)
2019/12/27
こんにちは。川崎市中原区、南武線平間駅に店舗を構え、川崎・横浜を中心にご利用者様のご自宅・施設にて、訪問マッサージをご提供していますKEiROW武蔵小杉ステーションです。
今日は慢性硬膜下血腫(まんせいこうまくかけっしゅ)についてお話します。
<慢性硬膜下血腫(まんせいこうまくかけっしゅ)とは>
■徐々に進行する硬膜と脳の間の血腫
発生頻度は年間で10万人に1~2人程度で、比較的男性に多い疾患です。頭部外傷から1~2か月程度経過し、その間に硬膜下の血腫が大きくなり脳を圧迫して症状を引き起こします。
外傷以外には、長期の飲酒による肝機能障害によるもの、脳梗塞・硬膜下水腫・不整脈・人工透析などに際して投与される抗凝固薬や抗血小板薬(血が止まりづらくなるため血腫ができやすい)などによるもの、水頭症に対するドレナージ時の減圧によるもの、などが挙げられます。
適切な処置が行われれば予後は良好。ただし、術後1か月前後の時期に再発することも多いため、とくに注意が必要です。
<症状>
●意識障害 ●言語障害 ●急激な認知機能の低下●記銘力の低下●精神症状(抑うつ) ●意欲減退 ●失語症 ●手足の麻痺●頭痛 ●吐き気 ●てんかん
<治療法>
血液の排出 血腫がある部分の頭皮を切開し、チューブで溜まった血液を吸い取る(穿頭ドレナージ術)
血腫の洗浄 ドレナージ中、同時に生理食塩水で血腫を洗浄する(穿頭洗浄術)こともあります
<高齢者には注意が必要です>
① 比較的高齢者に多く、認知症やうつ病と似た症状を呈するため、画像診断などにより、早期の確定診断が必要です
② リスクとなる抗凝固薬や抗血小板薬の服用がないか確認します
川崎、横浜を中心に訪問マッサージをしている川崎市氏中原区に店舗を構えるKEiROW武蔵小杉ステーションでは、様々なご利用者様がいらっしゃいます。様々な病気の医療知識も増やし、適切に真摯に訪問鍼灸マッサージに対応しております。訪問鍼灸マッサージをご希望の方は是非KEiROW武蔵小杉ステーションにご連絡ください。