大脳皮質基底核変性症(だいのうひしつきていかくへんせいしょう)

お問い合わせはこちら

ブログ

大脳皮質基底核変性症(だいのうひしつきていかくへんせいしょう)

2019/12/13

こんにちは。川崎市中原区、南武線平間駅に店舗を構え、川崎・横浜を中心にご利用者様のご自宅・施設にて、訪問マッサージをご提供していますKEiROW武蔵小杉ステーションです。

 

今日は大脳皮質基底核変性症(だいのうひしつきていかくへんせいしょう)についてお話します。

 

<大脳皮質基底核変性症(だいのうひしつきていかくへんせいしょう)とは>
■パーキンソン症状と大脳皮質症状が同時に現れる難病
脳神経細胞に徐々に異常なたんぱく(リン酸化タウたんぱく)が蓄積します、「タウオパチー」と呼ばれる疾患のひとつと考えられていますが、似た症状を呈する疾患も多く、診断が難しいです。初発症状としては、左右どちらかの脳に使いにくさを感じる、歩きにくいなどといった症状が多いです。
発症すると症状は徐々に進行し、5~10年程度で寝たきりとなります。現在、根本的な治療法は発見されていません。
発生頻度は、おおむね10万人に2人程度の割合とされます。好発年齢は40~80歳で、とくに60歳代が最多といわれています。発症の頻度に性差や遺伝的な要因はないと考えられています。

 

<症状>
【パーキンソン症状】●筋肉の固縮 ●振戦(安静時の手足の震え)●姿勢反射障害(身体が倒れ始めると止まらない)●不随意な身体のねじれや歪み(ジストニア) ●動作が緩慢になる ●歩行障害など
【大脳皮質症状】●手が思うように使えない ●眼球運動障害●動作がぎこちない(失行) ●失語など

 

<治療法>
 投薬 パーキンソン症状への対症治療法として行う
 リハビリテーション 日常生活動作、歩行・移動、嚥下の訓練
 胃ろう造設 嚥下障害が顕著な場合に行う

 

<高齢者には注意が必要です>
① 嚥下障害に伴う誤嚥性肺炎や低栄養による全身衰弱などが致命的になりやすいので注意
② 転倒などによる二次的な疾患をさけるよう留意する

 

川崎、横浜を中心に訪問マッサージをしている川崎市氏中原区に店舗を構えるKEiROW武蔵小杉ステーションでは、様々なご利用者様がいらっしゃいます。様々な病気の医療知識も増やし、適切に真摯に訪問鍼灸マッサージに対応しております。訪問鍼灸マッサージをご希望の方は是非KEiROW武蔵小杉ステーションにご連絡ください。