偽膜性大腸炎(ぎまくせいだいちょうえん)
2019/09/25
こんにちは。川崎市中原区、南武線平間駅に店舗を構え、川崎・横浜を中心にご利用者様のご自宅・施設にて、訪問マッサージをご提供していますKEiROW武蔵小杉ステーションです。
今日は偽膜性大腸炎についてお話します。
<偽膜性大腸炎(ぎまくせいだいちょうえん)とは>
■主に抗生物質の服用によって発症する感染性大腸炎
大腸の粘膜に偽膜(小さい円形の膜)が現れ、腹痛や下痢をもたらす疾患です。偽膜は大腸だけでなく、時として回腸にも現れることがあります。
自然発生することもありますが、主たる原因としては、抗生物質の服用により腸内の細菌のバランスが崩れることが挙げられます。これにより、特定の菌(クロストリディウム・デフィシル)が異常増殖し、その毒素が腸粘膜の循環を障害し、偽膜を発生させます。
抗生物質の投与後2~20日後に発症するとされ、手術後や重篤な疾患に罹患している人、高齢者など、免疫が弱まった状態で発症することが多いです。また、抗生物質を用いる契機となった元々の症状に隠れてしまい、発見が遅れ重篤化する場合があります。
<症状>
【通常】●下痢 ●粘液便 ●下血 ●腹痛 ●腹部膨満 ●発熱 ●脱水など
【重症時】●低たんぱく血症 ●低血圧 ●電解質異常
<治療法>
薬物療法 バンコマイシン、メトロニダゾールなどの投与
絶食・輸液 急性期に行うことがあります
原因薬剤の使用中止 抗生物質が原因と特定できるときは、直ちに使用を中止する必要があります
<高齢者には注意が必要です>
腹痛などの自覚症状がない場合もあるため、注意が必要です
川崎、横浜を中心に訪問マッサージをしている中原区のKEiROW武蔵小杉ステーションでは、様々なご利用者様がいらっしゃいます。様々な病気の医療知識も増やし、適切に真摯に訪問鍼灸マッサージに対応しております。訪問鍼灸マッサージをご希望の方は是非KEiROW武蔵小杉ステーションにご連絡ください。