後縦靭帯骨化症(こうじゅうじんたいこっかしょう)
2019/09/11
こんにちは。川崎市中原区、南武線平間駅に店舗を構え、川崎・横浜を中心にご利用者様のご自宅・施設にて、訪問マッサージをご提供していますKEiROW武蔵小杉ステーションです。
今日は後縦靭帯骨化症についてお話します。
<後縦靭帯骨化症とは>
■難病に指定されている靭帯の難病
背骨の中に縦に走り支えている後縦靭帯が骨化する疾患です。その結果、脊髄が入っている脊柱管が狭くなり神経根が圧迫されて神経症状が生じます。骨化する部位により、頸椎後縦靭帯骨化症、胸椎後縦靭帯骨化症、腰椎後縦靭帯骨化症と分類されます。
原因は不明ながら、東洋人(特に日本人)に多く発症するという報告があります。また、肥満体型や糖尿病もリスクが高いです。
<症状>
【頸椎後縦靭帯骨化症】●指先・肩甲骨の周辺・首の痛みやしびれ ●四肢の運動障害 ●下肢のしびれ・感覚障害 ●排尿困難など
【胸椎後縦靭帯骨化症】●下肢のしびれ・脱力・痛み●排尿困難●歩行困難など
【腰椎後縦靭帯骨化症】●下肢のしびれ・脱力・痛み●脱力●坐骨神経痛など
<治療法>
保存療法:固定用具の装着、症状緩和のための鎮痛剤などの投与
手術:保存療法で効果がない場合、手術が行われることもあります
<高齢者には注意が必要です>
・ 加齢によって発症頻度が上がるので留意が必要です
・ 過剰な保存的療養の継続は高齢者の心肺機能を急激に悪化させ、糖尿病などの合併症の悪化にも繋がるので注意が必要です
川崎、横浜を中心に訪問マッサージをしている中原区のKEiROW武蔵小杉ステーションでは、様々なご利用者様がいらっしゃいます。様々な病気の医療知識も増やし、適切に真摯に訪問鍼灸マッサージに対応しております。訪問鍼灸マッサージをご希望の方は是非KEiROW武蔵小杉ステーションにご連絡ください。