嚥下のプロセス(食物が口に入って、胃に到達するまでのプロセス)
2019/07/30
こんにちは。川崎・横浜を中心にご利用者様のご自宅・施設にて、訪問マッサージを川崎市中原区に店舗を構えてご提供していますKEiROW武蔵小杉ステーションです。
KEiROW武蔵小杉ステーションでは、誤嚥防止指導をしていますが、今日は嚥下のプロセスについてお話したいと思います。
食物が胃に運ばれるまでには以下の5つのプロセスがあります。
各プロセスに必要な機能が衰えることによって誤嚥が発生します。
認知期:食べ物を認知します。
目・鼻・耳で過去の記憶と照らし合わせ、食べ物を認識し、口に運びます。
食べ物の味や性状を連想し、反射的に食べるための準備(胃液や唾液分泌促進や食欲増
進)が行われます。
準備期:食物を口に取り込み噛んで、飲み込みやすい形にします。
準備期・咀嚼期は、捕食・咀嚼・食塊形成を行います。食べ物を歯や舌、頬を使て咀嚼
(食べ物を粉砕すること)して、唾液を十分に混ざり合わせることで、喉や食道を通れる
形「食塊(しょっかい」にします。
口腔期:食物をノド(喉頭)へ送り込みます。
口腔内にある感覚受容器から、食物情報(温度、味覚、触覚)が脳に送られ、脳により
情報が解析され、随意運動(意識して止められる運動)により、食塊を舌によって
咽頭(のどの奥)へ送り込む時期。
喉頭期:食べ物がノド(喉頭)を通ります。
食塊が咽頭に達すると嚥下反射が生じ、約1秒間の間に以下の一連の動きを行う。
嚥下反射は不随意運動であり、意識しておこなうことができない、自分の意志では
止められない運動となります。
1. 鼻から口の道をふさぐ
2. 気管の入り口をふさぐ
3. 一時的に呼吸が停止
4. 食道入り口を開く
食道期:食塊が食道を通ります。
食道期・蠕動は、食道入り口から食道下部までの時期をいい、食塊を胃へと送る時期
です。食道括約筋による閉鎖と蠕動運動と重力により、食塊が移送されます。
KEiROW武蔵小杉ステーションでは、上記プロセスに必要な機能の低下防止指導を行っていますので、誤嚥にお悩みまたは将来的に心配な方は、是非KEiROW武蔵小杉ステーションの訪問マッサージと共に無料お試しいただければと思います。