敗血症(はいけつしょう)
2020/04/27
こんにちは。川崎市中原区、南武線平間駅に店舗を構え、川崎・横浜を中心にご利用者様のご自宅・施設にて、訪問マッサージをご提供していますKEiROW武蔵小杉ステーションです。
先日までは循環器系についてお話しましたが、今日からしばらくは感染症系の医療知識について1つずつお話したいと思います。今日は敗血症(はいけつしょう)についてお話します。
<敗血症(はいけつしょう)とは>
■細菌による血液の感染症 短期間で重症化し多くの臓器に影響
敗血症とは、肺炎や腎盂腎炎など生体のある部分で感染症を起こしている場所から血液中に病原体が入り込み、重篤な全身症状を引き起こす症候群。背景として悪性腫瘍、血液疾患、糖尿病、肝・腎疾患、膠原病といった基礎疾患がある場合、あるいは未熟児、高齢者、手術後といった状態である場合が多い。抗がん薬投与や放射線治療を受けて白血球数が低下している人、副腎皮質ホルモン薬や免疫抑制薬を投与されて感染に対する防御機能が低下している人などが、敗血症を起こしやすいので注意が必要。短期間で重症化し、多くの臓器に影響を及ぼす。
<症状>
●悪寒・戦慄(ふるえ)を伴う発熱 ●低体温 ●心拍数・呼吸数の増加 ●血圧低下、意識障害を起こしショック状態となる場合もある(敗血症性ショック)●多臓器障害症候群(MODS)
<治療法>
薬物療法:抗菌薬、昇圧剤、補液
※呼吸不全・肝不全・腎不全に対しては、人工呼吸管理、持続的血液濾過透析、血漿交換などを必要に応じて行う
<高齢者には注意が必要です>
糖尿病がある人や高齢者は、自覚症状が乏しいこともあるので特に注意が必要
川崎、横浜を中心に訪問マッサージをしている中原区のKEiROW武蔵小杉ステーションでは、様々なご利用者様がいらっしゃいます。様々な病気の医療知識も増やし、適切に真摯に訪問鍼灸マッサージに対応しております。訪問鍼灸マッサージをご希望の方は是非KEiROW武蔵小杉ステーションにご連絡ください。