虚血性大腸炎(きょけつせいだいちょうえん)

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虚血性大腸炎(きょけつせいだいちょうえん)

2019/09/27

こんにちは。川崎市中原区、南武線平間駅に店舗を構え、川崎・横浜を中心にご利用者様のご自宅・施設にて、訪問マッサージをご提供していますKEiROW武蔵小杉ステーションです。

 

今日は虚血性大腸炎についてお話します。

 

<虚血性大腸炎(きょけつせいだいちょうえん)とは>
■高齢者と若年女性に多い大腸の炎症・潰瘍
大腸の動脈が何らかの原因で塞がり、血液循環が悪化して虚血状態(動脈の血が行き渡らない状態)となり炎症・潰瘍を生じる疾患。
●過性型…数日で治癒する。最多
●狭窄型…腹部の内部が狭くなります
●壊死型…潰瘍によって腸に穴が空きます
原因としては、動脈硬化(血管が詰まり虚血状態となる)と便秘(いきむことでぜんどう運動が亢進し、血管が引き伸ばされて虚血状態となる)の2通りがあります。かつては前者を原因とした高齢者に多い疾患とされていましたが、後者の原因から便秘がちな若年の女性でもみられることがあります。動脈硬化は加齢だけでなく、何らかの疾患によることもあるので、原疾患を探るとともに、動脈硬化の解消に努めることが必要となります。

 

<症状>
●突然出現する激しい腹痛 ●下痢 ●下血(新鮮血) ●悪心 ●嘔吐 ●発熱

 

<治療法>
 薬物療法 抗生物質と、腹痛に対しては鎮痛剤などを投与します
 手術 狭窄が強い場合、壊死型の場合は手術となります
 安静・絶食 症状が改善するまで安静を保ちます
 輸液

 

<高齢者には注意が必要です>
高血圧、脂質異常症、糖尿病などの既往があると起こりやすいです

 

川崎、横浜を中心に訪問マッサージをしている中原区のKEiROW武蔵小杉ステーションでは、様々なご利用者様がいらっしゃいます。様々な病気の医療知識も増やし、適切に真摯に訪問鍼灸マッサージに対応しております。訪問鍼灸マッサージをご希望の方は是非KEiROW武蔵小杉ステーションにご連絡ください。