パタカラ体操
2019/07/19
こんにちは。川崎・横浜を中心にご利用者様のご自宅、施設にて訪問マッサージをご提供していますKEiROW武蔵小杉ステーションです。
皆様はパタカラと聞いて何のことか分るでしょうか?ご存じないかたも多いと思いますが、高齢の方のほうがご存じかもしれません。
これはこの4文字パ・タ・カ・ラを発声することにより、嚥下機能(口に入った食物を飲みやすい形にし、口の奥に持っていき、飲み込む機能)の弱体化を防ぐことができる魔法の言葉なんです。嚥下機能が弱ってくる高齢の方の集まる施設ではパタカラ体操と言って、良く行われています。
なぜこの4文字なのでしょうか?
これにも意味があります。
パ - パという発声は、一度唇を閉じないと発声することができません。なので、唇をしっかり閉じる運動になり、口から食べ物がこぼれるのを防ぐ、また吸ったり飲んだにする力の強化にもなります。
タ - タという発声は、舌を一度上あごにつけなければ発声することができません。なので口の中で食べ物を舌で飲み込みやすい形に整形することに役立ちます。
カ - カという発声は、舌の付け根を使って喉の奥から吐き出すことにより発声します。これにより食べ物を飲み込む力が強くなります。
ラ - ラという発声はRAの巻き舌の発声をします。これにより食べ物を喉の奥に運ぶ機能が強化されます。
以上のようのパタカラはそれぞれに意味があります。嚥下機能の低下は誰にでも起こりえることですので、日頃から注意したいものです。
KEiROW武蔵小杉ステーションでは、川崎、横浜での訪問マッサージの際に誤嚥防止指導員の資格を持った施術家がパタカラ体操を含めた誤嚥防止指導が可能ですのでご希望の方はKEiROW武蔵小杉ステーションまでご連絡をお待ちしております。